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大阪で、アイキス主催の新年賀詞交換会が開催され、
飯沼が「白虎隊が残したもの～義～」と題して前座の講演を行った。
アイキスはＩＴ企業大手のインテックが主催する情報交換会。
飯沼はＮＥＣ時代に、いろいろとお付き合いもあった。
白虎隊をテーマとする講演は、これまで、歴史愛好家を対象にしてきたが、
今回は現役バリバリの企業幹部向けの講演となった。
約１３０名の方が集まり、居眠りもせずに熱心に話しを聞いていただき、
感謝に耐えない。
新年ということで、主催者からは「元気の出る話を！」との注文が付いた。
「死にそこないの卑怯者」と揶揄され、時代の波に翻弄されながらも、
「義」を貫いて、電信の道に生涯をかけた飯沼貞吉の生き様を紹介する
ことで、時代の虐境に立ち向かって欲しいという趣旨で講演した。
アイキス講演会は過去１０年に亘って続いているが、これまで、歴史モノ
を扱ったのは初めてとのこと。歴史に学ぶことの意義を多少なりとも
伝えることが出来たとすれば、望外の喜びである。
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